海外の会社から収入を得ながら、マレーシアに住んで働く。そんな働き方のためのビザが、マレーシアの「DE Rantau ノマドパス」です。この記事では、DE Rantau の条件と、2027年度予算で発表された延長の動きを整理します(2026年10月時点の情報)。
目次
DE Rantau ノマドパスとは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | デジタル分野のフリーランスや、海外の会社で働くリモートワーカー |
| 運営 | マレーシア・デジタル経済公社(MDEC)が推薦し、入国管理局が発行 |
| 期間 | 3〜12か月。1回更新でき、現在の上限は通算24か月 |
| 家族 | 配偶者と子どもも申請できる |
| 申請 | MDECのオンラインポータルから |
収入の条件
| 職種 | 年収の条件 |
|---|---|
| IT・デジタル系の職種 | 2万4,000米ドル以上 |
| それ以外の職種 | 6万米ドル以上 |
ほかに、雇用契約やフリーランスの契約、銀行の取引明細などの書類が必要です。
費用
手数料は、本人が約1,000リンギット、家族が1人あたり約500リンギットです(税込みかどうかで金額の表記が資料によって異なります)。手数料は返金されません。
2027年度予算で延長を発表
2026年10月9日に発表されたマレーシアの2027年度予算で、通算2年の上限に達した人が、さらに2年延長できる(最長4年)ことが発表されました。ただし、条件や開始時期はまだ公表されていません(2026年10月時点)。今の有効期限は変わらないため、最新の発表を確認しましょう。
ほかのビザとの比較
| ビザ | 向いている人 | 主な条件 |
|---|---|---|
| DE Rantau | 海外の会社から収入を得て働く人 | 年収2万4,000米ドル以上(IT系) |
| 就労ビザ(EP) | マレーシアの会社に雇われる人 | 月給RM5,000以上(区分による) |
| MM2H | 資産に余裕のある長期滞在者 | 定期預金と住宅の購入 |
→ マレーシアの就労ビザ(Employment Pass)/MM2Hの制度変更の歴史/アジアの長期滞在ビザ比較
住む前に確認したいこと
- ☐ 自分の職種と収入が条件に合うか
- ☐ 家族を連れていく場合の書類
- ☐ 日本の住民票・税金・年金の扱い(長く住む場合)
- ☐ 住まい(家具付きのサービスアパートメントなど)
→ マレーシア移住の準備スケジュール/クアラルンプールの生活費
まとめ
- DE Rantau は、海外の会社から収入を得るリモートワーカー向けのマレーシアのビザ
- 年収はIT系で2万4,000米ドル以上、それ以外で6万米ドル以上が条件
- 期間は3〜12か月で、更新を含めて通算24か月まで
- 2027年度予算で最長4年への延長が発表されたが、条件はまだ公表されていない
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の物件や投資を推奨するものではありません。制度・税率・数値は記事作成時点のものであり、変更される場合があります。投資の判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。
