リタイア後の移住先としてマレーシアを検討している方から、よくいただく質問をまとめました(2026年10月時点の情報)。
ビザの質問
Q1. リタイア後に長く住めるビザは?
代表的なのは MM2H(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)です。区分によって、定期預金USD15万〜100万、住宅の購入(RM60万〜200万以上)などの条件があり、期間は5〜20年です。年間90日以上の滞在が必要です。
Q2. MM2Hで永住権につながりますか?
MM2Hは長期滞在のための制度で、永住権に直接つながるものではありません。
Q3. MM2Hの定期預金は使えますか?
承認後、元本の最大50%まで、住宅購入・教育・医療・観光の目的で引き出せます。
年金の質問
Q4. 日本の年金はマレーシアで受け取れますか?
受け取れます。日本年金機構に「外国居住年金受給権者 住所・受取金融機関 登録(変更)届」を提出すれば、海外の銀行口座で受け取ることもできます(SWIFT コードなどの記入が必要)。日本の口座で受け取り続けることも可能です。
Q5. 海外に住むと、毎年何か手続きが必要ですか?
海外に住む年金受給者は、毎年誕生月に「現況届」を提出し、在留証明など生存を確認できる書類を添える必要があります。提出がないと、年金の支払いが一時差し止めになります。日本国籍で電子証明書を持っている人は、電子申請もできます。
Q6. 年金に税金はかかりますか?
海外に住んでいる場合の年金の課税は、年金の種類や日本とマレーシアの租税条約によって扱いが変わります。個別の判断が必要なため、海外の年金に詳しい税理士に確認しましょう。
医療・保険の質問
Q7. 医療保険は必要ですか?
MM2Hでは、更新の際に健康診断書と医療保険の提出が求められます。マレーシアの私立病院は費用が高くなりやすいため、保険の準備は欠かせません。民間の医療保険は、高齢になるほど新規加入が難しくなる傾向があるため、早めに検討しましょう。
Q8. 日本語で受診できる病院は?
クアラルンプールには、日本語のホットラインや通訳の手配を案内している私立病院があります。ペナンにも、外国人患者を受け入れる私立病院が複数あります。
暮らしの質問
Q9. リタイア層に人気の地域は?
クアラルンプール周辺のほか、ビーチ沿いのリゾートエリアや世界遺産の街並みがあるペナンも、リタイア後の移住先として人気です。
Q10. 日本を出る前の手続きは?
海外転出届、住民税・所得税の納税管理人、国民健康保険の資格喪失、マイナンバーカードの国外継続利用などの手続きがあります。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の物件や投資を推奨するものではありません。制度・税率・数値は記事作成時点のものであり、変更される場合があります。投資の判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。
