ドバイでは、観光客向けに部屋を短期で貸す「ホリデーホーム」で運用するオーナーもいます。ただし、短期賃貸には許可が必要で、観光税の徴収などの義務もあります。この記事では、ドバイのホリデーホームの基本的なルールを整理します(2026年10月時点の情報)。
※ 制度の概要の紹介です。手数料や手続きは変わることがあるため、ドバイ経済観光局(DET)の最新の案内や、運営会社に確認してください。
目次
ホリデーホームの基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 監督する機関 | ドバイ経済観光局(DET) |
| 許可 | 住戸ごとに、ホリデーホームのポータルで許可を取る |
| 個人のオーナー | 8戸まで自分で運営できる。それを超える場合は、事業者としての登録が必要 |
| 区分 | 設備などに応じて「スタンダード」「デラックス」に自己申告で区分 |
許可の手数料は、部屋数などによって変わります。
観光税(ツーリズム・ディルハム)
| 区分 | 観光税 |
|---|---|
| スタンダード | 1泊・1寝室あたり10ディルハム |
| デラックス | 1泊・1寝室あたり15ディルハム |
- 同じ宿泊者について、最初の30泊分に課される
- 毎月まとめて申告・納付する
主な必要書類
- 権利証(タイトルディード)
- パスポートまたは Emirates ID
- 電気・水道(DEWA)の請求書
- 開発会社または管理組合の同意書(NOC)
建物によっては、管理規約で短期賃貸が禁止されていることがあります。 購入前に、短期賃貸ができる建物かどうかを必ず確認しましょう。借主として運営する場合は、貸主の書面による同意が必要です。
税金・保険
- 宿泊者向けの賠償責任保険への加入が求められる
- 年間の課税売上が37万5,000ディルハムを超えると、付加価値税(5%)の登録が必要
- 運営の形によっては、法人税(9%)の対象になることもある
- 日本に住んでいる場合は、日本での申告も必要になるのが一般的。個別の扱いは税理士などに確認する
長期賃貸との比べ方
| 項目 | 短期賃貸(ホリデーホーム) | 長期賃貸 |
|---|---|---|
| 収入 | 季節や稼働率で大きく変わる | 安定しやすい |
| 手間・費用 | 清掃・予約対応・許可・観光税の申告。運営会社に任せることが多い | 少ない |
| 契約の登録 | ホリデーホームの許可 | Ejari への登録 |
まとめ
- ドバイの短期賃貸は、住戸ごとにドバイ経済観光局の許可が必要
- 観光税は1泊・1寝室あたり10ディルハム(デラックスは15ディルハム)で、毎月申告する
- 建物の管理規約で短期賃貸が禁止されていることもあるため、購入前に確認する
- 収入は変動しやすく、運営の手間もかかるため、長期賃貸と比べて判断する
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の物件や投資を推奨するものではありません。制度・税率・数値は記事作成時点のものであり、変更される場合があります。投資の判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。
