バリ島は、観光地としてだけでなく、長期滞在や移住の候補地としても人気があります。ただ、観光で訪れるのと、実際に住むのとでは、気をつけたい点が違います。この記事では、バリ島で暮らすときに知っておきたい医療、学校、治安、交通の基本を整理します(2026年10月時点の情報)。
バリ島の基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 日本の公館 | 在デンパサール日本国総領事館(バリ州・西ヌサトゥンガラ州・東ヌサトゥンガラ州を管轄) |
| 日本語の学校 | 全日制の日本人学校はなく、週末などに日本語を学ぶ補習授業校がある |
| 外務省の危険レベル | レベル1(十分注意してください)(2026年1月時点) |
| 観光税 | 外国人観光客は1人15万ルピア |
医療
病院
南部のクタ周辺などに、外国人も利用する民間病院があります。シロアム病院バリは、国際的な医療機関の認証(JCI)を受けています。高度な治療が必要な場合は、ジャカルタやシンガポールなどへの搬送が必要になることもあるため、医療搬送を含む保険に入っておくと安心です。
感染症
- 狂犬病:バリ州では、2026年1〜8月に動物にかまれる被害が4万5,000件を超え、7人が亡くなっています(州保健局)。犬などの動物に近づかないようにし、渡航前に予防接種を医療機関で相談しましょう
- デング熱:蚊が媒介する感染症で、2026年1〜7月に州内で1,588人が感染しています。蚊よけ対策が大切です
学校
日本人学校(全日制)はありませんが、日本語の補習授業校があります。インターナショナルスクールは、竹の校舎で知られるグリーンスクール(2008年開校)、国際バカロレア(IB)のバリ・アイランド・スクールなどがあります。
治安と生活のルール
交通事故に注意
バリ島では交通事故が多く、2024年には州内で8,256件の事故があり、622人が亡くなっています。外国人が関わる事故も増えており、バイクの運転に慣れていない外国人は運転しないよう、警察が呼びかけています。
観光客向けのルール
2025年3月、バリ州は外国人観光客向けの行動ルールを定めました。寺院では肌の露出を控える、神聖な木や建造物に登らない、使い捨てプラスチックを使わない、支払いはルピアで行う、といった内容です。
自然災害
2025年9月には大雨による洪水で、バリ島で18人が亡くなりました。住まいを選ぶときは、周辺の冠水の履歴も確認しましょう。
交通
バリ島には鉄道がなく、移動は車・バイク・配車アプリが中心です。観光地周辺では渋滞も多く発生します。鉄道(LRT)の計画もありますが、2024年9月に着工式が行われた後、計画が止まっていると報じられています。
住まい
外国人はバリ島の土地を所有できず、居住許可がある場合に「使用権」の形で住宅を持つことができます。まずは賃貸やヴィラの長期滞在から始める人が多いです。
→ バリ島の不動産を外国人が買う方法/バリ島・インドネシアの長期滞在ビザ
まとめ
- バリ島にはデンパサールに日本の総領事館があり、日本語の補習授業校とインターナショナルスクールがある
- 外国人も利用する民間病院はあるが、医療搬送を含む保険の準備と、狂犬病・デング熱への対策が必要
- 交通事故が多く、バイクの運転には注意が必要。観光客向けの行動ルールもある
- 鉄道はなく、移動は車・バイク・配車アプリが中心
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の物件や投資を推奨するものではありません。制度・税率・数値は記事作成時点のものであり、変更される場合があります。投資の判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。
