マレーシア最南端のジョホールバル(JB)は、シンガポールと橋でつながる国境の街です。シンガポールより生活費を抑えながら、シンガポールの都市機能を利用できることから、移住先として注目されています。この記事では、ジョホールバルに住むときに知っておきたいことを整理します(2026年10月時点の情報)。
目次
ジョホールバルの基本
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | マレーシア南端のジョホール州。シンガポールの対岸 |
| 日本の公館 | なし(在マレーシア日本国大使館の管轄) |
| 日本人学校 | ジョホール日本人学校 |
| 主な開発地域 | イスカンダル・マレーシア(教育都市エデュシティなど) |
シンガポールへの通勤
国境の混雑
ジョホールバルとシンガポールの間の国境(陸路)は、世界でも有数の混雑する国境です。2025年12月19日には、ウッドランズとトゥアスの2つの検問所の通過者が1日約58万8,000人と過去最高を記録し、ピーク時には車で最大3時間待つこともあると、シンガポールの入国管理当局が案内しています。
RTSリンクの開業(2027年2月予定)
ジョホールバルとシンガポールを約5分で結ぶ鉄道「RTSリンク」が、2027年2月に開業する予定です。開業すれば、シンガポールへの通勤の負担が軽くなると期待されています。
経済特区(JS-SEZ)の優遇
2025年に始まったジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)では、条件を満たす知識労働者の所得税が、10年間一律15%に軽減されます。月給など細かい条件があるため、対象になるかは勤務先や専門家に確認しましょう。
学校
日本人学校のほか、エデュシティにはイギリスの名門校の分校であるマルボロ・カレッジ・マレーシア(3〜18歳)などのインターナショナルスクールや、イギリスの大学の分校があります。
住まいと注意点
- 外国人の購入条件:ジョホール州の外国人の最低購入価格は原則RM100万。2025年7月から、州の課徴金が「購入価格の3%または最低RM3万」に上がった
- サービスアパートメントの供給が多い:売れ残っている物件の多くがサービスアパートメントで、賃貸の競争も激しい
- 通勤ルートで選ぶ:シンガポールに通うなら、検問所やRTSリンクの駅(ブキッチャガー駅)へのアクセスを重視する
→ ジョホールバルの不動産/ペナン・ジョホールバルの不動産のよくある質問
まとめ
- ジョホールバルは、シンガポールの対岸にある国境の街で、日本人学校やインターナショナルスクールがある
- 国境の混雑が課題だが、2027年2月予定のRTSリンク開業で通勤の改善が期待される
- 経済特区(JS-SEZ)では、条件を満たす知識労働者の所得税が一律15%になる
- 外国人の最低購入価格(原則RM100万)や州の課徴金、物件の供給の多さに注意する
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の物件や投資を推奨するものではありません。制度・税率・数値は記事作成時点のものであり、変更される場合があります。投資の判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。
