RTSリンク開業でジョホールバルはどう変わる?2027年2月開業予定のポイント

RTSリンク開業でジョホールバルはどう変わる?2027年2月開業予定のポイント

マレーシアのジョホールバル(JB)とシンガポールを結ぶ鉄道「RTSリンク」の開業が近づいています。この記事では、RTSリンクの概要と、ジョホールバルの不動産や暮らしへの影響を、期待と注意点の両面から整理します(2026年10月時点の情報)。


目次

RTSリンクの概要

項目 内容
区間 ブキッチャガー駅(ジョホールバル)〜ウッドランズ・ノース駅(シンガポール)
距離・所要時間 約4km・約5分
輸送能力 ピーク時に片方向1時間あたり最大1万人
出入国審査 両駅で、出発側でまとめて行う方式
開業予定 2027年2月(運営会社が2026年10月に発表)
運賃 未発表

以前は2026年末や2027年1月の開業と報じられていましたが、運営会社は、2026年12月31日までにすべての試験と試運転を終え、2027年2月に旅客営業を始める計画を発表しています。


何が変わる?期待されていること

シンガポールとの往来が便利に

ジョホールバルとシンガポールの間は、これまで道路の渋滞や出入国審査の混雑が課題でした。RTSリンクが開業すれば、約5分で国境を越えられるようになり、ジョホールバルに住んでシンガポールに通う、といった暮らし方がしやすくなると期待されています。

経済特区(JS-SEZ)との相乗効果

2025年1月には、マレーシアとシンガポールが「ジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)」の協定に署名しました。対象分野で新たに投資する企業に法人税5%、条件を満たす知識労働者に所得税一律15%などの優遇があり、企業と人材の流入が期待されています。


注意点

供給の多さ

ジョホール州では、売れ残っている物件の約9割がRM50万以上のサービスアパートメントだと州政府が説明しています(2025年2月)。2024年12月時点で、サービスアパートメントの在庫102,438戸のうち11,810戸が売れ残っていました。

「開業=値上がり」とは限らない

交通の便が良くなることは、周辺の不動産にとってプラスの材料です。ただし、開業前から期待が価格に反映されていることもあり、開業後に必ず値上がりするとは限りません。

開業時期と運賃

開業時期はこれまでにも見直されてきました。運賃もまだ発表されていないため、実際の通勤コストは開業後に確認が必要です。


ジョホールバルで物件を検討するなら

  • 駅へのアクセス:ブキッチャガー駅まで実際にどのくらいかかるか
  • 需要の根拠:シンガポールへの通勤者、経済特区の企業など、誰が借りる・買うのか
  • 周辺の供給状況:同じタイプの物件がどれくらいあるか
  • 購入コスト:外国人の最低購入価格(原則RM100万)、州の課徴金(3%または最低RM3万)、印紙税8%

→ ジョホールバルの不動産/ペナン・ジョホールバルの不動産のよくある質問


→ ジョホールバル移住ガイド

まとめ

  • RTSリンクは、ジョホールバルとシンガポールを約5分で結ぶ鉄道で、2027年2月に開業予定
  • 経済特区(JS-SEZ)とあわせて、企業と人材の流入が期待されている
  • 一方で、サービスアパートメントの売れ残りが多く、開業が必ず値上がりにつながるとは限らない
  • 駅へのアクセス、需要の根拠、供給状況、購入コストを確認して判断する

本記事は情報提供を目的としたもので、特定の物件や投資を推奨するものではありません。制度・税率・数値は記事作成時点のものであり、変更される場合があります。投資の判断はご自身の責任で、必要に応じて専門家にご相談ください。

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